ターゲット分野

テクノロジーベンチャー

デジタル・コンバージェンスが加速するインターネットの第2ステージ

インターネットというビジネス領域がアメリカでさまざまなベンチャー企業を輩出したのと同じように、これまでの10年間のインターネットビジネスはヤフー、楽天など幾多の成長力の高いベンチャー企業を産んできました。
ブロードバンド・インターネットによる光ファイバーの通信ネットワークの高度化とデジタルテレビによる放送業界のデジタル化は通信と放送というインフラをひとつの領域につくりあげております。通信と放送というデジタルインフラの統合は、メディアビジネスの統合化・業際化などの新しいビジネスチャンスを提供しつつあります。このブロードバンド化されたインターネットには、これまでの電子テキスト・写真をはるかに超えた音楽・映像などの多様なデジタル情報が流れ、デジタル・コンテンツビジネスの世界に新しい流通革命をおこしつつあります。

インターネット・ITエレクトロニクスは、クリーンテック・スマートグリッドといった隣接分野とつながり、新たな発展基盤をつくりつつあります。日本発のテクノロジーが中国などのアジア、アメリカの市場とつながることで大きな発展の機会を創出しはじめています。
また、世界最速でのエージング社会からのニーズが呼ぶメディカル・ヘルスケア・ビジネス老齢化社会を先行する日本が新しい知恵をビジネス化し、日本発グローバル展開可能なイノベーションを追いかけます。

 

農業ベンチャー

SIPは、農業・食関連ビジネスは、日本にとってベンチャーキャピタルによるファンド手法により、新しいビジネス主体がクラスターとして発展していく強い可能性がある分野として捉え、戦略分野として取り組んでまいります。

アメリカのベンチャーキャピタル業界は、年金の運用資金をベンチャーキャピタル・ファンドの主だった投資家とできるように法制度化し、巨大な資金を運用する投資家を獲得しました。さらに、アメリカのベンチャーキャピタル業界は、その投資分野をコンピューターとインターネット分野に定め、コンピューターの集積度の発達とインターネットのブロードバンド化、新しい直販流通の形成と、民主主義を体現するメディアとしての発展を産み、アメリカの90年代の高い経済成長をつくりあげました。

中国を筆頭に巨大な人口を抱えるBRICS諸国では、人間として欠かすことのできない食の分野において、生産現場から消費者の手に渡るまでのサプライチェーンにおいて多くのビジネスが生まれつつあります。この農業のビジネス化の議論においては、TPPというグローバル企業の競争のなかで新しいイノベーティブな農業及び食関連のビジネスを創造していこうというコンセンサスが国際的に進みつつあります。競争フレームワークのなかでの農業・食分野のベンチャー企業を創造していくためにはベンチャーキャピタルというリスクマネーと、新しい食のサプライチェーンのなかでビジネスをつくりあげるハンズオンサポート能力のあるベンチャーキャピタルがその育成に必須であります。SIPは、農業・食関連のビジネス分野をSIPの戦略分野として捉え、日本の農業ベンチャーがグローバル規模でクラスターとして成長していくことを支援していきます。

農業・食分野のサプライチェーンの進化