海外事業戦略
海外事業戦略サポート
SIPは大手事業会社、ベンチャー企業、公開企業の第2成長戦略、中堅企業のクロスボーダビジネスを積極的に推進させていきます。海外展開のためのリソースが社内にはない場合も、ゼロから戦略を立案、提携パートナーの交渉、実際の子会社設立・本社移転等の実務的サポートなどをサポートしていきます。
【海外戦略のマスター戦略策定】
海外へ進出戦略は、日本市場での企業の商品をハイテク・マーケティング論でいうコア・プロダクトとして捉え、これをそれぞれの各国の海外の市場の規模と特性などのマーケティング・リサーチをベースにして販売戦略を検討し、その市場においてどういった販売戦略をとるべきかというアーリーステージ段階のベンチャー企業と同じアプローチをとることになります。また、市場のターゲットとともに現地生産・栽培体制の構築や現地パートナー企業とのストラクチャーやビジネスモデルの交渉、M&Aによる内製化の検討など、海外進出に伴い経営課題を企業経営者とともに取り組んでまいります。
【各国市場への取り組み】
●シリコンバレー、NY・ボストンエリアへの提携・進出インターネット企業においては、そのアプリケーション・サービスの新規性が強くなれば、シリコンバレーからダイレクトに最大企業であるアメリカからグローバル企業にアプローチすることが最も有効なアプローチになります。SIPはシリコンバレーやNY・ボストンエリアのインターネット企業、インキュベーション企業、ベンチャーキャピタルとのネットワークにより、アメリカ市場に進出する企業をサポートしていきます。
また、米国の企業が日本及びアジアの市場に進出する場合に、日本でのローカル戦略のサポートやエージェントとして現地のステイクホルダーとの交渉をマネージするサポートも実施しております。
●イスラエルのテクノロジー・スタートアップの提携先・投資先技術の発掘支援
アメリカのシリコンバレーと並んで世界の先端技術が密集しているのがスタートアップ・ネイションで有名になったイスラエルのテレアビブ、エルサレム、ファイファ等にあるテクノロジーのスタートアップ・ベンチャー企業です。イスラエルについては、複数の提携先企業と共同で、現地で戦略的な技術を探し、提携もしくは投資をする支援活動をしております。また、日本の企業の戦略を整理しながら、イスラエル戦略そのものを共同でインキューベート・組織化するアプローチもしております。
「スタートアップ大国 イスラエル」資料
●台湾への取組み
SIPは、台湾を製造業の提携先国として戦略的に取り組みエリアとして捉えております。既に投資先コネクテック・ジャパンの半導体製造のパートナーの獲得準備のために、台湾政府の研究開発機関ITRIやtvca(Taiwan Venture Capital Associations)、KPMG Taiwan Japan Practice、台新証券とのコーディネイトを通じて現地の子会社設立やネットワークづくりをサポートしてきており、今後も製造ビジネスの重要エリアとして取り組んでまいります。
●南アジアビジネス・コンサルテーション
SIPは、シンガポールを中心とするマレーシア、インドネシア、ベトナムなどの東南アジアエリアとして捉え、シンガポールを東南アジアの拠点とする重点エリアとして戦略的に取り組んでおります。インターネット・ビジネスにおいてアジア全域をスマートフォンなどによりアプローチする拠点として、また、アジアの通貨のヘッジ・リスク回避の視点からシンガポールをアジアの本社機能として捉え、その構築をサポートしていきます。
●そのほか、韓国、フィリピン、インドネシア、ベトナムなどのパートナー企業の要望に応じて海外市場への進出をサポート致します。
【これまでの実績】
- 海外半導体子会社の国内工場製造資産を中国国営系デバイス企業に対する売却交渉の支援。
- バランシング・テクノロジーのモビリティ・システムの米国企業買収オークションへの参加・交渉。
- 日本の化学系大手の新規事業のシニア向け新商品のアメリカ展開での戦略支援サポート。
- メディア・フィンテックビジネスでの海外の通信会社・広告メディア会社・端末メーカとの交渉をリードして対応。
「海外企業の皆様に」
SIPはクロスボーダビジネスを積極的に推進させていきます。海外企業の日本戦略、経営人材やパートナーのリクルーティングなどを支援致します。また、海外企業本国に進出を望む分野のプロダクト、サービスを提供できる日本のパートナー候補を探します。