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ターゲット分野

テクノロジービジネス分野



インターネットというビジネス領域が、1990年代にアメリカから発して世界の先進国に同時発生的に伝播して世界の情報社会・メディアのインフラとなっていった中、当初のパソコンを対象としたインターネットの普及、この10数年間を中心にしたモバイル端末を中心にして普及してきたモバイル・インターネットの普及という時代の中で、グーグル・アップル・フェースブック・アリババ・テンセントと世界中でプラットフォームを提供する大企業が発展してきました。

現在は、インターネットを中心にした次の展開がビジネスチャンスとして胎動しつつある時代です。

①先進国においては、すでにほぼ全てのユーザーに行き渡ったスマートフォンによるモバイル・インターネットの次の市場として、モノとインターネットをつなぐIoTがターゲットとのなっています。さらに行き渡ったインターネットが提供するデータをクラウド拠点でデータ分析するAIとの統合システムが、動画・映像情報・専門情報と新しい分析サービスを提供しつつあります。モノとの繋がりの中でもっともホットな分野の一つが、自動運転化するEVとネット接続するオートモービルのネットビジネスであ理、人間のデータを接続して健康を管理するIoYOUと言われる分野です。

②インターネットが扱うコンテンツは、インスタグラフのような動画アプリ、YouTuberによる新しいマーケティングが拡大し、通信会社の5Gの普及と合間って、ますますテレビが配信する動画コンテンツの世界とインターネットの動画コンテンツがクロスしていきます。この新しいメディア・コンバージェンスのトレンドをビジネス機会として捉えていきます。

③中国の経済成長を押し上げたインターネットの普及に続いて、インド、インドネシア等のアジアの新興国を中心にアフリカ・ロシア・東欧・南アメリカなど新興国に格安スマホが提供するインターネットが人口の大きな途上国の経済を飛躍的に成長を押し上げています。メディアビジネス・フィンテック・農業への応用など新しいインターネットビジネスの規模の拡大を提供していく分野が展開していきます。
インターネットの次ステップの発展とともに、ロボットの社会的な利用のニーズの拡大、DNAデータを応用したメディカル・ヘルスケア分野への応用、新しい代替エネルギー分野の拡大、新素材による各分野への応用など多くのテクノロジーが新しいビジネスチャンスを開拓していくと考えております。

エイジングビジネス分野


インターネットのネクストステップの成長とともに、多彩なテクノロジーの展開の中で、SIPが着目していますがのエイジング・テクノロジーの分野です。日本は世界でもっとも進んで超老齢化社会の中で、これらを支えるソリューションやサービスとしてのメディカルデバイス・デジタルヘルス・ケア関連サービスがテクノロジーやネットインフラを使いながら発展することが強く求められています。日本が老齢化の進んで環境を、世界のベンチャーの提供するプロダクトや技術・サービスのPOC(Proof Of Concept)として機能させ、日本発のグローバル・イノベーション・エコシステムの構築を戦略としながら同分野に取り組んでまいります。

 

フードビジネス分野

SIPでは、これまで投資先であった果実堂にSIP代表の齋藤が取締役として経営参加することにより、販売先リテール事業者のパートナーの発掘、カゴメ等提携先大企業の紹介、植物工場のテストトライアルなどニュービジネス・チャンスの橋渡しなど多岐に渡って食品・農業ビジネスに関わってきました。日本のベンチャー企業・中小企業を見渡してみますと、首都圏・関西以外の地方におけるビジネスでは圧倒的に農業・畜産・水産等の一次ビジネス、そしてそのスケールを拡大するキーになる食品加工事業、それについての技術・販売などのビジネスが大きな割合を占めております。この日本の地方の代表的な産業であるフードビジネスは、健康志向や日本文化のきめ細やかさから由来する近年の日本食の世界的なブームにのって、日本のグローバル展開できるポテンシャルな産業としての可能性を共通認識されつつあります。 SIPは、テクノロジーのクロスボーダービジネスで培ったビジネスメソッドを、地域のフードビジネス分野の事業に応用し、地方発グローバルビジネスを支援していきます。

農業・食分野のサプライチェーンの進化