SIPの優位性

差別化

SIPは、金融系を中心とした日本のVC会社のなかで、独立系VC会社として、事業戦略に対する目利きとハンズオン能力を備え、アーリーステージのベンチャー企業に投資していく方針をもった数少ないグローバル・スタンダードのハンズオン・ベンチャーキャピタルです。

1.JAFCO、日本アジア投資、CSKベンチャーキャピタルと日本型VC会社の歴史をつくってきたファウンダー取締役会長の齋藤篤のもと、白川彰朗と日本のVC業界のベテランが日本のVC業界の次の飛躍をつくりあげるため、グローバル・スタンダードのハンズオン・ベンチャーキャピタルを標榜するSIPに経営参画しております。

2.代表の齋藤茂樹は、日本の大企業、アメリカ・インターネット企業勤務経験後、アントレプレニュアーとしてインターネット業界でのIPO経験をもち、VC業界に参画しており、深い事業知識と広い業界ネットワークをもち、これまでの日本の金融型VCと異なる投資先企業社長とアントレプレニュアーシップをシェアできるVC会社です。

3.SIPの役員では、代表として率先してgooute他投資先企業と日本の大企業の海外新規事業の戦略支援を行っている齋藤茂樹と、日本滞在28年でインベストメントバンクベンチャーキャピタルをアジア全域で活動してきたJAMES KELLY(ジェイムズ・ケリー)の二人を中心にアメリカ・アジア・ヨーロッパ・イスラエル・アフリカとのクロスボーダー投資のハンズオンサポート、IP(知的財産権)の戦略・マネージメント、及び海外のファンドLP投資家とのリレーションマネージメントを担当します。

4.SIPのファンドの運営は、会社が無限責任組合員としてファンドの責任を負う組織型対応をしながら、ファンドの投資決定、育成、エクジットに対する運用責任は経験豊かなキーマンがファンド運営期間を通してドライブさせていく個人の能力を引き出す組織と個人のバランスの上に成り立つ運営形態です。これまで日本の会社型VCのファンド運営が担当者が転勤によりファンド期間中一環して責任をもたないというデメリットをキーマン個人のコミットメントを明確することで改善する、一方、小規模のブティック型個人運営ファンドは担当者が分裂するなどの投資家が安心して投資できない弊害を、会社組織として責任を明確に負うようにしております。

アーリーステージ・ベンチャー企業への投資の成功要素とは、(1)技術・ビジネスモデル評価、(2)大手企業との提携ハンズオン・サポート、(3)マイルストーン投資による資本力のサポートが重要な要素であるが、(1)目利きによる投資先の選別、(2)ハンズオンによる支援、(3)VCネットワークによる投資サポート により有望なベンチャー企業のニーズに応えます。

 

投資戦略

ステージ論:アーリーステージ・ターゲット
■ベンチャー企業の企業価値が高まるのは、4つのフェーズ
1.要素技術をもとに製品及びサービスを開発・仕上げたシードフェーズ
2.開発されたプロダクト・サービスを流通チャネルにのせ、プロダクトとしての製品レベルを高めつつ、黒字基調を押し上げるアーリーステージ・フェーズ
3.株式を公開し、企業の株式が流動性を得るレイター・ステージフェーズ
4.株式公開したベンチャー企業が更に高い株価を求めてM&Aなどによりリストラクチャリングを狙う公開フェーズ

シード段階のベンチャー企業はプロダクトの開発フェーズにあり、そのプロダクトがどのようなレベルに仕上がるか、また、最終ターゲット市場がどれほどの規模であるかが不明確であり、成功確率としては3~5%といったリスクの高い段階です。また、このステージの社長はプロダクト開発に長けていることが重要ですが、その資質の高い社長がアーリーステージ以後の大手企業との事業提携やマーケティング・販売・営業に必ずしも長けているとは限らないため、経営者の資質そのものがリスク要因になりえます。一方、レイターステージは、既に黒字化し経営の安定度はシード・アーリーステージよりもはるかに高いものの、株価評価の問題などから必ずしも高いリターンを得ることは難しく、ベンチャー企業への株式投資としては高いROIを得ることが難しいといえます。

アーリーステージの企業のベンチャー企業とは、既にプロダクト開発が完了しており、最初のユーザーがプロダクトを利用している段階でありながら、顧客の数が十分でないためにいまだ赤字の経営状況であるベンチャー企業のステージをいいます。SIPはこのステージのベンチャー企業のなかからプロダクトとしてイノベーティブな製品を提供しているベンチャー企業を選び出し、このプロダクトに最適な販売チャネルをもつ同分野の大企業との事業提携を支援し、投資先ベンチャー企業のエマージング・グロースの輩出を推進させます。また、大企業との事業提携・資本提携の支援は、成長阻害要因が生じたときにも提携先大手企業からの支援・M&Aなどによりダウンサイドのリスクについても回避することが可能となります。

 

ビックサクセス戦略

SIPは、アーリーステージのベンチャー企業が商品販売のテイクオフをはじめ、販管費を超え、エマージング・グロースを大企業との提携により、システマティックに戦略化することで投資のリスクヘッジを戦略化しました。一方、更なる高パフォーマンスのファンド運営を狙うためにビックサクセスを生み出す戦略を以下のように考えています。

1.スタートアップへの投資
基本のターゲットステージをアーリーステージとしながら、全体の5%以内をメルクマールに優れたスタートアップ・ベンチャー企業が発掘された場合には投資対象と考え、より高いパフォーマンスを狙います。

2.PERの高いビジネスモデルの作成
ベンチャー企業の企業価値は、プロダクトそのものの市場性のみならず、そのプライシングでROIの高い企業を生みだすかどうかが決まります。投資先企業のハンズオン指導にあたっては、サービスやハードウェアの販売のようにワンタイムで売上を計上するプライシングよりも、顧客になったユーザーから毎月々の料金を支払う仕組みを推奨し、顧客基盤がそのまま収益基盤につながるプライシングを提供することでより高いROIの企業に投資先企業を仕上げていきます。

3.株主のバトンリレーの資本構成の指導
ベンチャー企業には株式公開後、株価が下落する企業と持続して株価があがっていける企業に分かれます。その岐路は2で説明したROIの高いビジネスモデルをもてているかという点がひとつと、株主が持続して次の成長を期待して株式を持ち続けていけるかに依存すると考えております。日本においては、スモールキャップの投資家の層が貧弱なため、エンジェル投資などが多い場合には、公開後に多くの初期保有の株主が株を手放し株価の下げ圧力になります。SIPは、含み資産の拡大戦略をとっている金融会社と良好な関係をつくり、彼らをファイナンスに組み込むことで、公開後も株式を持ち続けるように資本政策を設計します。また、株式公開後の投資先企業の株価が持続的に成長していく場合、自らもファンドの期間中継続株式保有することで最大キャピタルゲイン実現をめざします。

 

マーケティング戦略

  • ベンチャー企業が商品開発したプロダクトはコア・プロダクトと呼ばれるイノベーター層に受けいれられるプロダクトです。SIPのハンズオン手法は、このコア・プロダクトを大衆ユーザー層に受け入れられるホール・プロダクトに商品として進化させ、大手企業のもつ販売チャネルに商品をのせることでエマージング・グロースを輩出していきます。
  • SIPは、キーマンの豊富なビジネス経験から各分野の大手企業の事業ラインと深いリレーションをもっています。ベンチャー企業にとって、大手企業への売り込み提案のパイプは容易ではありません。SIPは自らの紹介ルートにより、ベンチャー企業を大手企業への適格な担当ラインに紹介、トップレベルからフォローアップをすることができます。
  • 各事業分野における日本のマーケット成長率が鈍化していくなか、プロダクト特性ごとに海外マーケットがエマージング・グロースの鍵になるケースが拡大してきております。SIPのハンズオン戦略は日本市場のアプローチに留まらず、欧米や成長著しい中国市場への展開をサポートすることも促進します。

 

シードベンチャー発掘のパイプライン

特定非営利活動法人日本MITエンタープライズ・フォーラムは、米国MITのテクノロジーシードインキュベーション手法をMITとスタンフォードの卒業生が中心に日本で活動するインキュベーション支援活動です。SIPは、代表齋藤茂樹が日本MITエンタープライズ フォーラムの経験で培ったMIT流の大学におけるシードベンチャー発掘についてもサポートしていきます。