メッセージ7

アジア・パシフィック全域での成長戦略へのハンズオン・サポートとトライアングル・パートナーシップ

昨年12月の首相就任以来、安倍首相のリーダシップでアベノミクスがスタートして早2年弱。金融緩和による円安誘導の第1の矢からスタートして、財政出動による第2の矢とそれに伴う消費税率の増率の決定による国家財政の健全化の方向性を示し、次は成長戦略という第3の矢という日本経済が本格的に世界のキーの成長を握れるかどうかの試金石にステージは移りつつあります。

この成長戦略を考えるときにニュービジネスはどういう戦略を考えるべきかということでいうと、成長戦略のポイントはすべてキャズムを超えたグロース・エクスパンションのステージの成長をどうキャッチするかという視点となり、日本自体は老齢化により急成長を謳歌できる環境になっていないため、アジアを中心にグローバル・マーケットをマルチにパラレルにアプローチする成長戦略を実行していくことが重要になってきています。しかしながら、日本はこれまでアメリカを見ながら日本の国内成長市場でグロースを掴むという20世紀型のスタイルの成長戦略に適応し過ぎてしまっているため、21世紀型の成長戦略に対応できる人材と戦略が極めて貧しいといえます。SIPでは積極的にクロスボーダーでのハンズオン支援を積み重ねていくことで日本企業の海外へのエクスパンションをサポートする戦略をベンチャー企業に限らず、マイクロキャップやスモール・ミディアムキャップの企業に対しても提供していきます。

最近、ソフトバンクの孫社長が日本の事業基盤に加えて、中国のタオバオ、買収したフィンランドのゲーム会社SUPERCELL、アメリカのSprintやBrightstarなどグローバルな商材とチャネルを自由に設計した戦略を実行しています。弊社も最近、弊社運営ファンドが投資をしたシンガポール企業のgooute Pte. Ltd.はローエンドのアンドロイド端末マーケットで世界に端末を販売する台湾Foxconnや中国Lenovoと組み、彼らの提供するHTML5によるコンテンツ・プラットフォームに各国ローカルのマンガ・ゲーム・音楽・映像などのコンテンツにクール・ジャパンのコンテンツをローカライズし、これを台湾・タイではセブンイレブンを運営しているそれぞれ、統一集団、チャロン・ポカパン(CP)グループをチャネル・パートナーとして販売していく戦略を進めています。SIPはgoouteのビジネスを通じてマルチに並行していくつかの国のマーケットを商品のローカライゼーション設計とチャネル・パートナーの提携戦略を進めていき、このチャネルを通じてマイクロキャップの日本のコンテンツパートナーにアジアパシフィックでの成長機会を供給していくことを進めていきたいと思っています。

そしてこうしたアジアに基盤をもたない日本の企業のために、新たにSIPの取締役に就任したシンガポール在住の中国人のDAVY LAU(現アドバイザー)のリソースをパートナーに提供し新しい戦略を実行していきます。goouteにおいては、LAUがgooute Pte. Ltd.の取締役に就任するとともにシンガポールに於ける事業立ち上げを現地でサポートしていきます。今後はハンズオンのサポートの実践によりシンガポールに限らず、台湾・香港・ASEANの他の国家のサポート機能を拡大してまいります。
さらに、SIPは、あらゆる戦略事業分野の日本各地域の企業をアジア・パシフィックに展開するサポートができるように、アジアの各国マーケットのパートナー、日本の地域でのパートナー企業のアカウントを担当するパートナー、更にこれまでのハイテク・農業に加えてメディカル、シニアサービス、映像ビジネス、ツアリズムなど、現在の日本のグローバル展開に有望な分野のプロフェッショナルのパートナーシップを拡大し、海外・日本の地域・事業分野のトライアングル・パートナーシップを展開していきます。一層のグローバル対応にご期待ください。