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メッセージ12 ー ストラテジック・インキュベーション・パートナーズとしての公開スモールキャップ企業との提携の推進について

エス・アイ・ピーでは、これまでクロスボーダーで事業展開するベンチャー企業へのハンズオン投資を中心に活動してきました既存の公開企業についても、新規事業展開のハンズオン支援を積極的に展開していくことを意図し、今期から英語社名を Strategic Incubation Partner, Inc. (ストラテジック・インキュベーション・カンパニー)と弊社のミッションを表現したところであります。

石垣食品 (東証JQS2901) とは、弊社代表が、同社2016年期に監査等委員である取締役に任命を受け、本年度については、それを踏まえ社外取締役に就任したところでありました。同社の長年の主力商品であるミネラル麦茶等健康茶と中国で生産し日本で販売されているビーフジャーキーについては、単独での短期売上拡大は難しいという判断から、アドバンテージ・パートナー社と組んだ新株予約権による資金調達の実施を実現しております。さらに、石垣食品がこれまで弱かったネットでの販売や中国等海外へのネット経由での販売チャネルへの拡大、機能食品メーカーとのコラボレーションなどを意図した高成長のベンチャー企業であります株式会社新日本機能食品(http://www.kenko064.jp/)を子会社にすることで、フード部門に加えて、Eコマース部門を持ったグループ経営体制に移行することを実現しております。これまで弊社代表齋藤が個人として同社石垣食品の社外取締役として活動してまいりましたが、今後、弊社としてフードビジネス部を中心に同社の新事業のビジネスを強力にサポートする体制に移行するため、齋藤の社外取締役の辞任とともにSIPとしてのハンズオン事業支援のインキュベーション・アドバイスを実施してまいります。具体的には、石垣食品の担当取締役としてアサインを受けて就任した新日本機能食品の早期株式公開に向けてのリード、石垣食品のさらなる事業の多角化とフードビジネスの成長についてグローバルな視点でサポートしてまいります。

さらに、SIPは、医療機器の販売会社の公開会社でありますカワニシ・ホールディングス (東証2部 2689)について、同社の新規事業を中心にしたビジネス展開の支援を実施してまいります。同社は中国・四国・近畿・東北を中心に売上高1000億円規模の医療機器の販売会社でありますが、岡山大学卒業後ハーバード大学医学部留学を経て岡山大学医学部教授としての活動から同社に転身された前島洋平代表取締役社長のリーダーシップの下、医工連携・医療情報事業・海外医療機器輸入事業等も進めております。特に、同社はイスラエルの医療機器ベンチャー企業と提携し、被験者の呼気から乳癌検知を行う検査機器の日本での販売権を取得し、子会社エクソーラメディカルを通じてのPDMAの認可取得と臨床試験を実施して2020年の上市を目標に進めており、今後も医療機器での上流工程と海外への展開を進める戦略です。

SIPでは、今後、IoYOUと呼ばれる人間の体がデジタル情報で把握されていくデジタルヘルス、癌・認知症等治療技術の進展、シニアの介護サービスなどのエイジング時代のインフラサービスなど健康ヘルスケア・メディカル分野をフードビジネスからメディカル・ICTビジネスと広く捉え、日本の戦略産業として各企業の成長ビジネスのインキュベーション・パートナーとして展開してまいります。