『デジタル・コンバージェンスの衝撃ー通信と放送の融合で何が変わるのか』 齋藤茂樹著 (日経BP企画)
「デジタル・コンバージェンス」によって、今後10年間でどんなことが起きていくのか。デジタル・コンバージェンスとは、デジタル技術の進展によって、通信と放送を含むメディアの業際が消えて融合することを指す。本書は、デジタル・コンバージェンスの中心的存在であるオンデマンド・テレビが生まれた背景をまず解説する。その上で、「オンデマンド・テレビの台頭によりメディア・ビジネスはどう変貌するのか」という問に対して、インフラというビジネスの下層レイヤーからの視点と、コンテンツやメディア・ビジネスという上層レイヤーからの視点で、その本質を詳しく解き明かす。 (2005年10月発刊)