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デジタルブレイン開発室からのお知らせ 2つの展示会場にてプリズム適応システムを展示いたします

来月11月14日より16日まで東京ビッグサイトにて新価値創造展が開催されます。

また12月1日より4日まで東京医科歯科大学にて「第75回藤原セミナー中枢神経系のハブとしての小脳―その進化から近未来の治療戦略まで」と題したシンポジウムが開催されます。

デジタルブレイン開発室の片野がプリズム適応システムを各会場にて展示いたします。

新価値創造展期間中にお台場をお通りでお時間に余裕がございましたら、お立ち寄りください。
ご来場ご希望の方には招待状をお送りいたします。
会場内の場所は健康福祉エリアのH-018ブースの一部にて展示します。
(H-018ブースは片野の協力会社のブースです。)
新価値創造展2018

今回の藤原セミナーは脳の運動制御に必要な小脳をキーワードに世界中からトップ研究者が講演される予定です。
講演聴講には参加費が必要になります。(展示の閲覧のみの場合は必要ありません。)
ご興味にある方はご来場お待ちしております。
「第75回藤原セミナー中枢神経系のハブとしての小脳―その進化から近未来の治療戦略まで」

<プリズム適応について>
普段の生活では目でみた空間と身体の動きの空間は重なるように脳内で使われて行動として出力しています。その機能は主に小脳を中心としたネットワークで表現されています。

小学校で太陽の光を7つの色に分けるときに使っていたプリズムを通して物を見ると、その物と一緒に視界もずれますが、視覚だけではずれているとは気づかないでしょう。
そのずれた視界の中で手を伸ばして物を取ろうとすると最初のうちは触ることもできません。
これは脳内の視覚座標表現と運動出力の座標表現がずれているためです。

小脳を中心とした脳内ネットワークは急速にこのズレを一致させようとします。
そのため最初のうちは触ることができなくても数回から10回程度繰り返すことでそのズレを学習します(適応といいます)。

小脳を中心としたネットワークの一部に不具合があるとこの適応が起こりにくくなり、
生活での運動に支障が出てきます。手が震えたり、立っていてもふらふらしてしまいます。
今回展示するプリズム適応システムはこの不具合が残ってしまった脳の学習性を
もう一度呼び起こさせるための行動を繰り返すことで一部損傷したネットワークを活性化するように作っています。

展示ではプリズム適応の現象を簡単に体験していただけます。