> 事業戦略 > メッセージ11ー第22期新体制と英語表示会社名ストラテジック・インキュベーション・パートナーズ株式会社への変更について

メッセージ11ー第22期新体制と英語表示会社名ストラテジック・インキュベーション・パートナーズ株式会社への変更について

本日平成29年6月29日の弊社株主総会にて、エス・アイ・ピーの新体制が決定致しました。私、白川彰朗、ジェームズ・ケリー、小池聡に加えて、新たに原田憲一が取締役に就任致しました。原田は、慶應義塾大学で産学連携・インキュベーション事業担当ののち、慶応清水浩環境情報学部教授の開発したインホイールモーター及びコンポーネントビルドイン式フレームをベースに設計された電気自動車の製造ベンチャーであるSIM-Driveの執行役員を経験。その後、ケイエスピーのインキュベーション・インベストメント・マネージャーを経て、弊社に参加。特に日本が強いIoT、ロボティックス等ハードウェアのハイテク分野を中心に担当します。

今回、体制とともにエス・アイ・ピーの英語表示会社名を、ストラテジック・インベストメント・パートナーズ (Strategic Investment Partners, Inc.) からストラテジック・インキュベーション・パートナーズ (Strategic Incubation Partners, Inc.) に変更致します。これは弊社のハンズオン能力を、ベンチャー投資という枠を超えて事業化していくことを意図したものです。

ステージ論図2

大学や大企業の研究機関のテクノロジーをプロダクト開発するPOL(プルーフ・オブ・コンセプト)から実際の開発へのシード・ステージ、プロダクトをベースにしたビジネスシステムの立ち上げを行うビジネス・インキュベーションとしてのアーリー・ステージ。グローバルな大衆ユーザー向けにビジネスシステムをプラットフォームに組み込んで高成長をつくりあげるグロース・ステージ。この3つの段階をそれぞれの主体となっている企業とベンチャー・プロジェクトをプロデュース・コーディネイトするインキュベーターとしてのポジションを明確にして取り組んでまいります。

ステージ論図1

エス・アイ・ピーは、このようにステージ異なるイノベーションの発展段階のそれぞれの分野について、またハイテク・メディカル・フードなどの分野について、グローバルな視点でインキュベーションを行うパートナーとして新体制にて推進してまいります。